
ノートを選ぶことは人生を選ぶということ
僕にとってノートを選ぶという行為は、大切な人生の選択をするという行為でもあります。
僕の人生のメインデバイスは、スマートフォンでもなくパソコンでもなく、ノートだからです。
ノートを基点にして、僕の人生は進化してきたといっても過言ではありません。
僕は、毎年数百万円単位でデジタルガジェットを購入し、いくつものアプリケーションを導入し、様々な創作活動をおこなっています。
しかし、それでもノートに変わるメインデバイスはありません。
ノートの上で、創造をし、物事や思考を整理しています。
1日のはじまりはスマホ画面ではなく、ノートを見ることから始まります。
ノートというアナログなツールと、向き合っている時間は、不思議と心が安らぎ、様々アイディアと出会うことができるんです。
だからこそ、僕にとってノート選びは大切になります。
そこで、今回は人生をともにするノート選びのエッセンスをお届けできればと思います。
エッセンス1:ハードカバーであること

ノートは、どんな場面でも街歩いています。
そしてあらゆる場所でノートを取り出しては、思いついたことを書き出したり、タスクを確認したりなど使い込んでいきます。
なので、耐久性はかなり大切になります。
ノートが折れ曲がったり、中のページがグチャっとなってしまうと、それだけで見返す時のテンションが下がってしまいます。
また、ハードカバーですと、テーブルのない不安定な場所でも安定して描くことができます。
できるだけ大切に扱うためにも必ずハードカバーをオススメします。
エッセンス2:A5サイズのノート
サイズはA5がオススメです。
自由に様々な発想を出す時は、ある程度広いスペースで思いっきり描けることが大切になります。
スケッチやマインドマップで描いたり、リスト形式で思いつくままに書き出していくスペースとして、大きければ大きいほど、自由にのびのびと思考を広げることができます。
しかし、大きしすぎると、持ち運びたくなりますし、思いついた時に鞄から取り出して、見返したり書き込んだりすることも億劫になってしまいます。
そして、これまで様々なサイズのノートを試してきましたが、A5がベストサイズでした。
A5は開けると、A4サイズになり、ある程度大きなスペースになりますし、持ち運びもギリギリ許容できる範囲です。
これ以上小さくなると、思いっきり思考を発散させるのには物足りないスペースになります。
エッセンス3:ページ数が多いもの
ページ数の多いものを選ぶことも大切。
最低でも200ページのものを選ぶのが良いでしょう。
人生をともにするノートですから、そのノートには、当然ですが、大切なことが書かれています。
仕事で使うアイディアやメモはもちろん、人生の目標やそれを達成するための計画など、様々な重要なことが書かれていることになります。
そのような大切なノートをしょっちゅう変えていては大変です。
その度に、大切なことを新しいノートに書き写さなければならないです。
また、ノートは自分が生きていきた、思考してきた記録ノートでもあるので、できるだけ多くの量を1冊に書き込めることができれば、ふと見返した時に、とても楽しくなります。
エッセンス4:方眼やドットタイプで思考に自由を与えよう

羅線ではなく、方眼やドットタイプを選ぶようにしましょう。
なぜかというと、直感的思考は制限されることを嫌い、自由を求めるからです。
羅線ですと、自ずと、左から右に横にかいていかなければなりませんし、かならず左端から無意識に書き始めることになります。
しかし、ドットや方眼タイプであれば、中心から描き始めても右端からかきはじめてもいいし、そこから下にマインドマップのように、描いていってもいいわけです。
つまり、思考が自由になれるのが方眼でありドットになるということです。
エッセンス5:ゴムバンドがついているもの

ゴムバンドがついているもの、もしくはゴムバンドを別途購入しよう。
その理由は、やはり人生をともにするノートだけで大切に扱う必要があるからです。
鞄の中にノートが勝手に開いて中ページがグチャっとなってしまわないようにしましょう。
お気に入りのノートを探そう

そして何より大切なのは、あなたのお気に入りのノートを探すということです。
可能であれば、数千円するノートを選び、ノートを大切に育てていくという感覚で使ってみてください。
数千円と聞くと、高いように思うかもしれませんが、ノートはあなたの思考を自由に発想させ、そして整理してくれたり、日々の出来事を記録したり、あなたの人生を支えてくれる相棒のような存在になってくれます。
また、ページ数が多いものを選べば、3〜6ヶ月はもちます。
そう考えると、それだけの費用をかける価値があるといえます。
僕が、これまで何種類ものノートを試してきた中で、現在最も使っている4冊を以下の記事より紹介していますので参考にしてみてください。
ぜひ、お気に入りのノートで、豊かなノートライフを送ってください。